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2008年11月05日~ 音楽・漫画・小説その他諸々とカオスなブログ

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今日は真面目に読書。名作が読みたかったので森鴎外の「高瀬舟」にしました。
国語で少しだけ読んだことがあるのですがまったく覚えていませんでした。

以下、ネタバレあり。





感想。
意外とグロかった・・・。
どうして高瀬舟に乗ることになったのか明かす場面はとても悲しくなりました。

ググってみると、高瀬舟は「安楽死」を問題提起した作品らしいです。
全然気が付かなかったよ。
不思議な終わり方だったなあで終了。

話は戻るけどやっぱり一番印象に残っているのはその問題提起の部分である弟の安楽死。
個人的にはあれは安楽死といえるのか微妙なラインですけれども。
状況が目にありありと浮かんでくる描写でした。あれ、こういうの熟語でなんていうんだっけ。
グロいのが苦手なので読了後は爽やかとは程遠い。辛かった。

笛っていう表現の仕方がもうね・・・うわああ!ってなるよね。
生々しいというか。

読了後が良かった名作は「伊豆の踊り子」かなあ。
涙をぽたぽた流す場面には島本理生さんの「ナラタージュ」と同じものを感じた。
「ナラタージュ」は本当に良かった、今でもだいすき。
あのラストはすばらしい。「伊豆の踊り子」のラストもなかなかだった。
偉そうに書評する私は超三流。笑




追記 四月十日
「高瀬舟 読書感想文」といったワードで辿りつく人があまりに多いので一言。
これ、意外と短いので自分で読んだほうが早いと思います。
まったく分厚くないですよ。走れメロスのような感じ。

ついでなので私がこれで読書感想文を書くとすれば。
・どんな理由があっても自殺しようとするのはいけないと思う
→以下、弟くんの自殺について
・物欲が満たされた後、それを感謝しながら使い続けるという精神が現代の日本には無い
→以下、溢れかえる物とそれらが及ぼす浪費の精神について

こんな感じですねー。
全然あてにならないね。すみません。

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